9月<月例会議>
月例会議を開催しました。
(開催日:2024年9月30日)
(参加者:弊社従業員、総勢14名)
《会議内容》
施工現場の周囲における注意点を共有して、近隣への配慮・安全に対する意識を高め、
公衆災害を防止する。
■施工現場のチェックポイント
施工現場のイラスト図をもとに、公衆災害の防止・近隣への配慮について話し合いました。
〈話し合いの中で出てきたチェックポイント〉 [ポ=ポイント、対=対応策等]
▶側溝および側溝のふた
[ポ]→ダンプや重機の乗り入れの際、荷重に耐えきれず破損する可能性がある。
[対]→鉄板やゴムマットなどを敷き対応する。
▶上空架線
[ポ]→電線やNTT線、ケーブルTV線など上空を通る線は、重機で引っ掛けてしまう可能性もあり注意が必要である。
[対]→防護管の設置や解体施工計画を考える。
▶隣地の状況
[ポ]→施工現場に隣接する隣地塀や隣地カーポート等、事前対処が必要か判断する。
[対]→工事開始前に隣接する建物等を写真で収め工事後と比較する。また、工事前に影響のありそうな物があれば事前に近隣様へお声掛けし、カーポートの養生や車へのシート養生を行う。
▶周辺の道路状況
[ポ]→施行現場の前面道路幅や周辺の交通規制、通学路の有無を調査する。
[対]→作業時間の調整(8時開始×→9時開始〇)や3t規制・通行禁止規制の解除申請を行う。
▶工事中の気候
[ポ]→工事開始前から天気予報などの情報を把握し施工計画を考える。
[対]→台風の接近や局所的な突風など可能な限り情報を取り、その状況に合わせ工事を進めることが必要である。また施行現場が、ビル風など風が通りやすいかも確認し、風よけでシートを設置する等、廃材等が飛散しにくいように対策する。
実際に風よけの対策として、シートを設置した現場写真を共有しました。
解体現場では、まったく同じ条件、同じ建物を解体するということは非常に稀です。
その場に応じた対策を講じる必要もあります。上記で挙げたチェックポイントをもとに公衆災害を防止し、施主様や近隣様にご満足いただける工事を目指してまいります。
信和建物では、毎月月例会議を実施しており安全衛生教育を行っています。
事故を未然に防止し、社員の安全を第一に考えると共に、周辺環境に配慮した取り組みを心がけてまいります。