10月<月例会議>
月例会議を開催しました。
(開催日:2024年10月31日)
(参加者:弊社従業員、総勢13名)
《会議内容》
・事故事例を共有し、弊社施工時で同じような事故を起こさないようにする
・有事の際の対策を知り、素早く行動できるようにする
■事故事例
内装解体時、排気ダクト付近で鉄骨材のガス切断の為、ガス溶断の準備をしている際、火を付けた直後に排気ダクト内のホコリ等の不純物に引火し、火災が発生した。火花がダクトの隙間に入り込んだと思われる。
現場にあった、消火器及び散水用のホースを使用し鎮火した。
▶原因
- 排気ダクト内にホコリ等があり引火の可能性があることは作業員に周知していたが、排気ダクト付近ではあったが直接影響がないと考え、溶断準備をしてしまった。
- 過去の同様の現場では問題なかった為、油断していた。
▶対策
- 引火の危険性のあるものは先行して撤去し、先行して解体できない場合はガスを使用しない方法をとる。
- 工事前・着工時・朝礼等で、現場内の危険性のあるものについて作業員全員で共通認識を持つ。
▶会議内での意見交換
- 火気を使用する前に付近に引火の可能性のある物がないか再確認し、事前に散水や防火対策を行う。
- 消火器など、現場の規模に応じた本数が配置されているか確認する。
- 有事の際の連絡体制、初期対応の教育を行う。
解体現場は、まったく同じ状況・状態という現場はほぼありません。
現場ごとに、適切な工法・機器・工程等が必要になります。
より良い品質と安全を守るために意見交換をして意識を高めて行きたいと思います。
信和建物では、毎月月例会議を実施しております。
事故を未然に防止し、社員の安全を第一に考えると共に、周辺環境に配慮した取り組みを心がけてまいります
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